NECは、バイオプラスチック市場に参入する。独自開発のセルロース系樹脂「ニューサイクル」のペレット販売および部品・加飾部品での提供を開始した。ニューサイクルは、木材チップを原料とするセルロースに化学変性を行い誘導体化したもの。アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂やポリカーボネート(PC)樹脂と同等の物性と植物成分率約50%を実現した。着色材の高分散化による塗装レス・高飾色性や長期加水分解による海溶性などバイオプラの新しい価値を提案する。月産30トン体制を整えており「5年内に50億円事業に成長させる」(システムプラットフォーム研究所・田中修吉研究マネージャー)考え。続きはこちら

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