新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は7日、総額2兆円のグリーンイノベーション(GI)基金事業のうち、燃料アンモニアサプライチェーン(SC)の構築プロジェクトに着手したと発表した。2030年度までの10年間に総額598億円の予算を投じ、次世代クリーン燃料であるアンモニアの供給コスト低減や利用拡大に向けた新技術の確立を目指す。アンモニア製造用の新触媒開発では千代田化工建設を、グリーンアンモニア電解合成技術開発では出光興産をプロジェクト実施の幹事社に選定。新触媒ではつばめBHB、電解合成技術では日産化学と、日本の化学企業・ベンチャーが有する技術・ノウハウを積極的に活用する方針だ。これらの新技術を早期に社会実装することでカーボンニュートラル実現につなげる狙い。続きは本紙で

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