N-メチル-2-ピロリドン(NMP)の国際市況が騰勢を強めている。米国の大寒波にともなう供給減が緩和して7月に約10%反落したが、8月の中国内陸部における洪水で再び品薄となっているもよう。船舶不足による輸送の遅れもあって、足元では今春の水準まで値を戻している。リチウムイオン電池部材製造用溶媒などの需要が旺盛ななか、今度は米国のハリケーン襲来の影響で当分高値になるとみられている。続きは本紙で

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