ポリカーボネート(PC)は、しばらく需給ギャップの拡大が続く見通しだ。需要は堅調に伸びているものの、これを上回る勢いで新増設が立ち上がり、今後も計画されているためだ。世界最大手のコベストロは、2021年時点で約200万トンの供給過剰だとしている。日本勢のほか、コベストロやサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)などの大手は高機能・高付加価値路線を推進、差別化技術の開発競争が激化する一方、汎用分野は価格競争が厳しく、中国勢を中心に淘汰が進む可能性がある。続きは本紙で

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