【バンコク=松井遥心】タイで植物由来のたんぱく質を使った代替肉分野への参入が活発化している。タイ石油公社(PTT)は先月、グループ会社を通じて国内の植物由来食品メーカーと合弁で植物由来たんぱく質の製造会社を設立すると発表した。ほぼ同じタイミングで食品大手チャロン・ポカパン(CP)フーズが植物肉製品を上市。最終製品が国内でも消費者の手に届きやすい存在になり、市場拡大が見込まれる。一方で、今回の合弁相手は欧州の有力植物肉メーカーに出資しており、先端技術を取り込んで市場の最前線進出を狙うPTTの戦略が見え隠れする。続きは本紙で

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