【バンコク=松井遥心】タイ化学大手PTTグローバルケミカル(PTTGC)の樹脂リサイクル事業が本格化する。欧州企業と合弁で進めているラヨン県の再生工場が年末までに完成する予定。国内で調達する廃プラスチックを原料に稼働を開始する。海外展開も視野に入れており、コングラパン・インタラジャンCEOは化学工業日報のインタビューに対し「同じパートナーと米国でもリサイクル事業を検討している」と明かした。一方タイ国内では、再生樹脂の食品接触利用の制度改正議論が新型コロナの影響で停滞しており、需要サイドに課題を残したままの船出となりそうだ。続きは本紙で

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