【バンコク=松井遥心】タイ石油化学大手PTTグローバルケミカル(PTTGC)は、脱炭素の取り組みを本格化する。21日に温室効果ガス(GHG)削減についての長期的なロードマップを公表。昨年の排出量790万トンを基準に、2050年の排出量ネットゼロ達成を打ち出した。既存プラントでの排出削減、低炭素製品の比率を高めるポートフォリオ変革、CO2の回収・利用・貯留(CCUS)が具体策の3本柱。低炭素製品群の拡大に向けたM&A(合併・買収)などの投資に170億米ドル(約2兆円)を充てるほか、GHG低減のための設備投資や技術開発には50億米ドル(約5700億円)を投じる計画。続きは本紙で

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