ロシア・タタールスタン共和国の合成ゴムメーカーであるニジネカムスクネフテヒム社は、同共和国にある拠点で、新たに省燃費タイヤ用に需要が急増している溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)の生産を開始し、同事業に参入した。生産能力は年産6万トンで、アスファルト改質剤などに使用される熱可塑性エラストマーである非水添型スチレン・ブタジエン・スチレン(SBS)とのスウィングプロセス。日本のETIC(東京都港区、日比谷陽一良代表)が、S-SBRではライセンス供与、SBSはコンサルティング業務で協力した。S-SBRには最先端の第5世代変性S-SBRも含まれ、グローバルなタイヤメーカーの品質承認プロセスに入っており、稼働直後から高い稼働率が見込まれるという。続きは本紙で

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