【バンコク=岩﨑淳一】タイのサイアムセメントグループ(SCG)は、使用ずみプラスチックを熱で分解して化学原料のモノマーに戻す「ケミカルリサイクル」(CR)の実用化に向け、実証設備を完成させた。ラヨン県に建設して稼働しており、半年程度の期間をかけて実現可能な規模などを検証する。グループを挙げて循環型経済の実現に焦点を当てた取り組みを強化する方針で、そのなかの中核を担うプロジェクトとしてCRに経営資源を投入し、早期に商業規模への引き上げを目指す。続きは本紙で

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