【バンコク=松井遥心】タイのサイアムセメントグループ(SCG)の化学事業再編が前進しそうだ。同事業を担う子会社・SCGケミカルズを株式上場させる構想を進めている。上場で調達する資金はASEAN(東南アジア諸国連合)地域での生産能力拡大などに充てる計画。来年までに上場の意思決定を下す予定だ。国内では主力の石化事業で合弁企業のナフサ分解炉増強工事が完了し、今月にはフル稼働となる見込み。一方、非中核事業の選定と切り離しについても再編の一環として並行して検討していく考えだ。続きは本紙で

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