401-4

¥8,000(税別)

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著者
J・バートン & R・ロジャース 編著  長谷川和俊 & 彭金華 訳
出版社
化学工業日報社
発行日
2002年11月29日
サイズ
A5・394頁
ISBN
978-4-87326-401-4

本書の概要

 反応暴走をいかに評価し、その安全対策はどうあるべきか。本書は豊富なデータをもとにバッチ化学反応の潜在危険性の評価方法と総合的な安全施策について平易に解説。加えて100の事故事例により安全方法のあり方を示唆。また潜在危険性の評価例などで理解を容易にした。

—本書を推薦します—

 安全な化学プロセスを開発するとき、最も重要なことは、化学反応暴走の是非をいかに正しく評価するかである。本書は、英国のICI社で永いことこの分野の業務を担当したRogers氏が中心になり、英国を主とした欧州のこの分野の専門家によるチームによって編纂された化学反応暴走の防止技術に関する専門書である。
 反応暴走に原因した爆発事故が国内で未だ後を絶たない。反応暴走に関する評価技術が十分に周知されていないことを痛感する。本書は反応暴走に関して評価から実務までを安全をキー・ポイントとして系統的にまとめている。このような観点から、化学プロセスの開発研究者、プロセス現場の安全技術者および化学系の学生へ推薦できる化学安全の良書である。(中略)化学プロセスの安全について開発研究から生産実務まで、是非、役立ててほしいと思う。(東京工業大学 名誉教授 大島榮次)

■目  次

1.序論 背景/潜在危険性の種類/規制法令/化学反応の潜在危険/事故例/攻略的アセスメントの方法
2.プロセスのアセスメントとプロセスの定義 プロセス開発の各段階/アセスメントの手順/プロセスの定義/結論
3.化学反応の潜在危険性の評価技術 文献、計算および爆発性のスクリーニング/最初のスクリーニング試験/正常反応の特徴/気体発生の測量/反応暴走の特徴
4.プロセス操作とプラント設計に関するデータの解釈 データ解析へ与える熱伝達機構の影響/スクリーニング試験によるデータ/正常反応の特徴/反応暴走データの解釈
5.プロセスのリスク・アナリシス
6.基本的安全技術の採用とその詳細 基本的安全技術の採用/予防対策/防護対策/緊急リリーフ・システムによる安全/反応暴走の抑制による安全/封じ込めによる安全
7.プラント操作の一般的な潜在危険性 火災・爆発の潜在危険性/毒性の潜在危険
8.操作マニュアルおよび操作説明書 プロセスの説明書および正常時の操作マニュアル/プロセスの変更/製品の切換え/オペレータの教育訓練/プラントの保全/安全システムの点検/緊急マニュアル
専門用語事典 追補:事故事例/化学反応潜在危険性の評価例/Hazanの使用例/単純なバッチ反応器に関する火災および爆発潜在危険性の評価/プロセスの技術資料/事故事例
訳者あとがき/翻訳にあたって/本書の特徴/おわりに/索引/英文索引/和文索引