「コミュニティサイクル」とは、借りた場所とはちがう場所に返してもよいレンタル自転車システムのこと。
公共交通機関と組み合わせて利用することで、通勤や通学、観光などに活用できるほか、CO2排出削減に貢献する仕組みとして、自治体や企業、学校、病院などの公共施設への導入が進んでいます。
本書は、環境負荷低減の視点から自転車の役割について解説するとともに、欧州やアジアでの導入事例、わが国に導入するにあたっての課題などを多面的に整理したものです。また、環境省がJTB首都圏やパナソニックサイクルテックなどと共同で実施した社会実験、地域での導入事例なども盛り込み、これから導入を考える自治体や企業にとっては、ガイドブックとしてもご活用いただけます。
公共交通機関と組み合わせて利用することで、通勤や通学、観光などに活用できるほか、CO2排出削減に貢献する仕組みとして、自治体や企業、学校、病院などの公共施設への導入が進んでいます。
本書は、環境負荷低減の視点から自転車の役割について解説するとともに、欧州やアジアでの導入事例、わが国に導入するにあたっての課題などを多面的に整理したものです。また、環境省がJTB首都圏やパナソニックサイクルテックなどと共同で実施した社会実験、地域での導入事例なども盛り込み、これから導入を考える自治体や企業にとっては、ガイドブックとしてもご活用いただけます。
目 次
第1章 自転車と環境
第2章 欧州の自転車利用
第3章 アジアのコミュニティサイクル
第4章 日本の自転車利用の課題
第5章 日本型コミュニティサイクルの可能性
第6章 日本型コミュニティサイクルへの挑戦
第7章 自転車を利用したエコ通勤の取り組み
第8章 「コミュニティバイク(共同利用)」をわが国で定着させる方法
執筆者
青木 英明(共立女子大学)・片平 深雪(ノオト)・小林 成基(自転車活用推進研究会)・澤 充隆(ドーコン)・高知 尾昌行(JTB首都圏)・巽 全(パナソニック サイクルテック)・内藤 克彦(前環境省)・平石 浩之(日本能率協会総合研究所)・松橋 啓介(国立環境研究所)・望月 真一(アトリエUDI/カーフリーデージャパン)