740-1

¥2,000(税別)

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著者
北野 大[監修] 田村昌三・田口直樹[著]
出版社
化学工業日報社
発行日
2021年5月18日
サイズ
B6判・304頁
ISBN
978-4-87326-740-1

本書の概要

 化学物質は快適な日常生活を送るために必要不可欠なものであり、重要な役割を果たしています。その一方で、化学物質による爆発・火災事故、健康被害や環境汚染の問題が発生しています。
 シリーズ第2弾となる本書は、化学関連企業において危険物等の取り扱いに初めて携わる方を対象に、危険物等による爆発・火災を防止するために必要な事項を分かりやすく解説します。業務に不可欠である爆発・火災等の潜在エネルギー危険性に関する知識を身に付け、正しく取り扱うことが大切です。また、危険性等を取り扱う製造プロセスについても触れ、事故やトラブルを防止し、安全を確保するためにはどのような安全管理や安全活動を行うのが良いかについても解説しています。
 本書が安全を確保する上での大きな役割を果たすことができる一助となることを期待します。

目  次

第Ⅰ章 危険物取り扱いの安全
Ⅰ-1.危険物等の取り扱いに当たって -初心者の心得-
Ⅰ-2.危険物等の発火・爆発危険性と安全な取り扱い
 1.はじめに
 2.爆発性物質・自己反応性物質
 3.発火性物質
 4.引火性・可燃性物質
 5.酸化性物質
 6.混触危険物質
 7.高圧ガス
 8.特殊材料ガス
Ⅰ-3.化学反応の発火・爆発危険性と安全な取り扱い
 1.単位反応の潜在危険性
 2.安全対策
Ⅰ-4.危険物および化学反応の発火・爆発危険性評価
 1.危険物等の発火・爆発危険性評価
 2.化学反応の発火・爆発危険性評価
Ⅰ-5.化学設備と安全
 1.化学設備の材料
 2.化学プラントを構成する各種設備
 3.化学設備の点検・検査
 4.化学設備の運転管理
Ⅰ-6.防火と消火
 1.火気管理
 2.防災設備
Ⅰ-7.危険物等の安全な廃棄
 1.はじめに
 2.廃棄物の発火・爆発危険性と安全な取り扱い
 3.廃棄物の安全な処理
Ⅰ-8.予防と救急
 1.保護具
 2.一般的な応急処置
Ⅰ-9.地震対策
 1.地震による危険物等の発火・爆発危険性と安全対策
Ⅰ-10.事故例と教訓
 1.はじめに
 2.化学産業分野の失敗知識データベース
 3.失敗情報の体系化
Ⅰ-11.法規制による危険物
 1.はじめに
 2.消防法における危険物
 3.労働安全衛生法における危険物
 4.高圧ガス

第Ⅱ章 化学プラントの安全
Ⅱ-1.はじめに
Ⅱ-2.リスクとリスク管理
 1.ハザードとリスク
 2.リスク管理
 3.リスク管理と危機管理
Ⅱ-3.化学プロセスの安全化の考え方
Ⅱ-4.産業安全環境の醸成-安全文化を考慮した産業安全と現場力の強化-
 1.はじめに
 2.安全文化を考慮した産業安全
 3.現場保安力
 4.保安力評価等の体系化と課題
 5.保安力等の強化
 6.産業安全の経済効果と社会的評価
 7.まとめ
Ⅱ-5.製造現場の安全管理と安全活動
 1.はじめに
 2.事故・トラブル防止の基本
 3.事故・トラブル防止とスイスチーズモデル
 4.事故・トラブル防止のための安全管理と安全活動
 5.安全環境の醸成と安全活動の強化

【ブレイクタイム】
① 保温材から火がでる
② 滞留と流通系どちらが危険?
③ 引火点を知れば爆発の可能性がわかる
④ 高圧ガスボンベには、可溶栓が設置されていることを知っていますか
⑤ ステンレスの意外な弱点
⑥ インターロックの冗長化
⑦ 検査時に危険が潜んでいる
⑧ 人体への帯電の危険性
⑨ 安全データーシート(SDS)は、労働者がいつでも見られる場所に保管を
⑩ 不易流行