スキンケア行為に代わって遺伝子操作や人工膜で「なりたい肌」を手に入れられる時代がきた時、どのような価値を提供していくのか-。ポーラ・オルビスグループではそうした未来を自らに問いかけ、化粧品の「既存の枠」を超えた価値の創出に挑むべく、研究開発体制を今年刷新した。体制を率いる同ホールディングス(HD)の末延則子執行役員兼マルチプルインテリジェンスリサーチセンター(MIRC)所長(ポーラ化成工業取締役執行役員兼フロンティアリサーチセンター所長)に展望などを聞いた。

◆…体制刷新へと踏み出したきっかけは。

 「ポーラ化成工業では強みである皮膚科学と剤型の研究に立脚し、さまざまな技術を開発してきた。そこを磨き続けることも大切だが、化粧品市場をまっさらな視点で見つめ直すと、これまでとは全く異なる切り口の価値もあるのではと考えた。2013年、その一手として研究員が自由な発想の下にイノベーションを語る『イノべる活動』を開始。国内初のシワを改善する薬用化粧品『リンクルショット メディカル セラム』の発売により、世の中に新たな価値を届けられることの意義を実感できたのも大きい」

◆…どのような体制に変わりましたか。

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