2024年04月19日
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精留塔
旧友インドネシア
7/25
東南アジア駐在時代、毎年取材で訪れていたインドネシアがふと懐かしくなった。海洋国家である東西の距離は東京とジャカルタ間に迫るほど広く、数百もの民族が暮らす多民..
地方交通の生き残り策
7/22
千葉県のローカル鉄道、銚子電鉄。経営危機を救った「ぬれ煎」が有名だが、2021年度決算は6期ぶりの黒字となった。鉄道部門は赤字だったものの物販部門が好調で、国..
国葬を巡って
7/21
安倍晋三元首相の葬儀を国葬とする政府方針を巡って賛否が分かれている。日本で、これほど1人の人間の死が注目されたことは昭和天皇以来ではないだろうか▼岸田首相が、..
夏土用入り
7/20
きょう20日から8月6日までが夏土用。酷暑の時期だ。土用の起源である古来中国の「陰陽五行思想」によると、万物は木、火、土、金、水の5つの元素から成り立つ。季節..
自由で間違えない存在
7/19
人はたいがい、何かに制約されて生きている。何かに制約されずに自由に生きるなんて、そんな我がままが許されるはずはない、自由なんてない、そんな風に考える。しかし、..
かかと補修でSDGsに貢献
7/15
記者の仕事は「足で稼ぐ」と言われる。ネタを仕入れるため、あちこち取材に出かけるためだ。外回りの機会は少なくなっているが、靴のかかとは徐々に減っていく。何足かを..
日本が誇る前例踏襲
7/14
新型コロナウイルスの新規感染者が急増している。第7波に入ったらしい。今月末から来月中旬の間のピークに向けて増加し続けると懸念されている▼日本が初めて経験した疫..
言葉の流行と面白み
7/13
誤植のない完璧な紙面を追求するのか、時間で見切りをつけて発行し続けるのか。答えはもちろん両方だ。新聞制作システムの違いにかかわらず、編集の最後の工程にあたる制..
大切なものを磨き直せ
7/12
パンデミックなどの緊急事態や、デジタル社会創出といった新しい課題に対応できない官庁や自治体、地政学リスクの高まりで不安視される国防体制、物価高騰を煽り、適正な..
コンビニと世界人口
7/11
毎日の生活に欠かせないコンビニエンスストア。今では24時間営業が当たり前となり、公共料金の支払いや宅配サービスなどもカバーする街のインフラとして定着している。..
あり得ない万全の対策
7/8
自宅のポストに「700MHz利用推進協会」のチラシが入っていた。普段ならゴミ箱に直行するところだが、気になって読んでみた。7月21日以降、テレビの映像が乱れる..
多数者の専制
7/7
スウェーデンとフィンランドは、北大西洋条約機構(NATO)加盟へ前進した。反対していたトルコが一転して支持にまわった。両国が、トルコからのテロ容疑者引き渡し要..
普通の尺度
7/6
2日未明に発生した携帯電話サービスの大規模通信障害は、個人の通話・通信にとどまらず行政サービスや物流、金融、自動車など幅広い分野に影響が出た。当該サービスを利..
いなばの白うさぎ
7/5
神話や寓話、童話というのは、同じような話しが世界中に流布している。例えば、日本で有名な因幡の白兎の話も、シベリアやインドネシア、西アフリカなどに似たような話し..
誰のものか?
7/4
庭で草むしりをしていると、色々な虫に出会う。強烈な日差しが照りつけるなか、人間は1時間も経たないのにヘトヘトだが、虫たちはものともせず動き回っている。自宅は数..
リスクだらけの食料供給
7/1
新型コロナウイルス感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻は、世界のさまざまなリスクをあぶり出した。食料供給もその一つで、G7サミットでも追加支援を行うことで合意..
季節の変わり目
6/30
バンコクで雨に降られた。急に激しく降ったかと思うと、すぐにあがってしまった。そうしているとまた激しく降ってきた。いわゆるスコールというものか。しかし半月の滞在..
白熱した論争を期待すること
6/29
東北地方を除いて相次ぎ梅雨明けが発表された。各地とも平年よりかなり早く、梅雨の期間は異例の短さ。エネルギーコストが高騰するなか、電気代削減のため節電要請に応え..
危機をチャンスに
6/28
まだ6月だというのに、各地で猛暑日が続く日本。南国のビーチを歩いているかのような強い日差しと吹き抜ける風は、夏が大好きという人には決して悪い事態ではない。景気..
食材と人生
6/27
梅雨入りしたものの、照りつける日差しはもう夏本番を迎えつつある。いまだコロナ禍にあるとはいえ、東京では居酒屋などの飲食店は活況を呈し、「全席予約ずみ」といった..