cmcre00-2

¥80,000(税別)

在庫有り

著者
㈱シーエムシー・リサーチ 調査部
出版社
株式会社シーエムシー・リサーチ
発行日
2021年4月26日
サイズ
A4判・並製・150頁
ISBN
978-4-904482-00-2

本書の概要

[刊行にあたって]

 PET樹脂を原料とする加工品として、PETフィルムやPETボトルは最もポピュラーなプラスチック製品であろう。本書では、PETフィルムは「包装用PETフィルム」と「工業用PETフィルム」に大別してそれぞれについて直近の動向を分析した。
 包装用PETフィルムは、2020年までの数年を見ると、内需全体としてはほぼ横ばい推移となっている。その中でのタイプ内訳としては、バリアータイプのPETフィルムの場合、2019年までは増加推移を続けていたものの、2020年は横ばいにとどまっている。2020年の場合は新型コロナウイルスの影響から「巣ごもり需要」が増加し、増加に対応した食品タイプに採用されたバリアーフィルムが増加し、それ以外は低調だったという特殊な事情があった。バリアーフィルムは今後長期的には基本的に増加推移が見込まれる。また、バリアーフィルム以外の包装用PETフィルムは、残念ながら微減推移となった。
 工業用PETフィルムは、2020年までの数年を見ると、内需全体としては微減推移となっている。これは好調用途と低調用途がはっきりと分かれており、好調用途数が低調用途数に比較して多くないことから、全体として微減推移という結果となった。好調な工業用PETフィルムの代表的なものは、特に「離型フィルム用途」であり、光学用やセラミックチップコンデンサ用、メディカル貼付薬用などでは大きな増加となっている。
 また、PETボトル市場については、本書では大別して「飲料用PETボトル」と「食品用PETボトル」に分類した。
 飲料用PETボトルは2020年、やはり新型コロナウイルスの影響により、家庭内需要が増加したのに対して、アウトドア需要が減少した。そのため「大容量ボトル→増加、小容量ボトル→減少」という傾向が顕著となった。そのため本数市場規模では、2020年は前年比減少という珍しい現象が起きている。
 食品用PETボトルは、主として液体調味料類に採用される。ボトルタイプの液体調味料としては、PETボトルの他にガラス瓶やポリオレフィン(ポリエチレンやポリプロピレン)ボトルがあり、これら素材間競合の中でPETボトルが他を代替して伸長しているという構図になっている。
 本書が包材サプライヤー、包材ユーザーの事業戦略のヒントになる資料に仕上がっていれば幸いである。

[目  次]

第1章 総論
1-1.PETフィルムの概要
 1-1-1.包装用PETフィルムの市場動向
 1-1-2.工業用PETフィルムの市場動向
1-2.PETボトルの概要
 1-2-1.飲料用PETボトルの市場動向
 1-2-2.食品用PETボトルの市場動向

第2章 PETフィルムの最新市場動向
2-1.包装用PETフィルムの市場分析
 2-1-1.プレーンPETフィルムの市場分析
 2-1-2.PETシュリンクフィルムの市場分析
 2-1-3.PVDCコートPETフィルムの市場分析
 2-1-4.PETアルミ蒸着フィルムの市場分析
 2-1-5.PET透明蒸着フィルムの市場分析
 2-1-6.PET透明蒸着フィルムの代表的なスペック
  (1)凸版印刷
  (2)東レフィルム加工
  (3)大日本印刷
  (4)東洋紡
 2-1-7.PET透明蒸着フィルムの具体的市場動向
 2-1-8.PET透明蒸着フィルム上位メーカーの生産体制
2-2.工業用PETフィルムの市場分析
 2-2-1.工業用PETフィルムの用途別市場動向
 2-2-2.工業用PETフィルムのカスタマーの状況
 2-2-3.工業用PETフィルム注目主要用途サプライヤーの状況

第3章 PETボトルの最新市場動向
3-1.飲料用PETボトルの市場分析
 3-1-1.飲料用PETボトルの容量別国内市場
 3-1-2.飲料用PETボトルのタイプ別国内市場
 3-1-3.清涼飲料用のタイプ別国内市場
 3-1-4.清涼飲料用のタイプ別容器別国内市場
3-2.食品用PETボトルの市場分析
 3-2-1.対象食品用ボトル製品の用途別市場動向
 3-2-2.対象食品の用途別市場動向
  3-2-2-1.食用油
  3-2-2-2.醤油
  3-2-2-3.ソース
  3-2-2-4.トマトケチャップ
  3-2-2-5.マヨネーズ
  3-2-2-6.ドレッシング
  3-2-2-7.たれ
  3-2-2-8.つゆ
  3-2-2-9.食酢
  3-2-2-10.本みりん
  3-2-2-11.みりん風調味料