ネイチャーワークスは10日、バイオマス樹脂であるポリ乳酸(PLA)の市場拡大を推進するため、耐熱・耐衝撃性コンパウンドの処方と配合プロセスを顧客に開示すると発表した。電子メールでの問い合わせに対し、資料を提供するもので、衝撃改良材、結晶化促進剤、強化材、核材を含めた情報提供により、射出成形向けPLAの新規需要を創出していく。
 今回情報開示するのは、耐熱・耐衝撃タイプの「インジオ3801X」と、類似の耐熱処方(衝撃改良材を含まない)である「同HHIM670?82?01」の2製品。顧客がこの処方を入手することにより、植物由来の射出成形品や部品の基材としてPLA製品を容易に展開できるようになる。また、同処方は、さらなるカスタマイズにも利用できるため、PLA需要家による一層の性能向上につながることも期待される。
 「同3801X」は、植物比率が80%のPLAコンパウンドであり、熱寸法安定性は120度C、ノッチ付アイゾット衝撃強度は107ジュール/メートル、弾性係数は3・1ギガパスカルの特性を備える。射出成形の成形サイクルはポリスチレンに匹敵するとしている。

自動車関連ニュースの最新記事もっと見る