東洋紡は6月30日、植物由来原料を使用したポリエチレンテレフタレート(PET)製品を販売拡大すると発表した。昨年から展開しているフィルムに加え、長繊維不織布(スパンボンド)をラインアップに加える。2015年にスパンボンドで年500トンの販売を目指す。
 東洋紡の植物由来PETは、サトウキビ由来のバイオエチレングリコール(EG)に置き換えたもので、約30%が植物由来原料。物性・品質は石油由来原料のPETと同等のため、同条件で加工することができる。
 フィルムは昨年から展開。寸法安定性・厚さの均一性、透明性など石油由来のPETフィルムと同等の特性を有する。シュリンクフィルムタイプも揃え、各種容器のラベル素材、食品包装用、工業用、レトルト用、粉末包装用と幅広く使用できる。
 スパンボンドは「バイオボランス」などの商標で、自動車資材、土木資材、生活資材として今年から展開する。既存のスパンボンド設備での生産が可能としている。
 同社は今後も、環境対応製品の開発・販売を積極的に進める。植物由来PET製品については、将来的に衣料用途でも展開する予定。

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