ポリプラスチックスは8日、メタリック調外観を備えたポリアセタール(POM)樹脂「ジュラコン」の新規グレードを開発、用途開拓を開始したと発表した。アルミ顔料を最適配合することで、POM本来の強度やクリープ特性、耐熱性などを維持しながら、自由度の高い色調を実現したのが特徴。成形のみで塗装品と同等品質の外観を付与できることから、環境負荷低減などにもつながるという。同社では自動車部品をはじめ、排水栓、自転車部品といった幅広い用途での採用を見込んでいる。
 近年、電気自動車(EV)やハイブリッドカー(HEV)といったエコカーを中心に車両の電動化開発が進むなか、使用される自動車用部品にはより一層の軽量化や、コストダウンの要求が高まっている。
 同社ではアルミ顔料を充填し、自由度の高い色調を実現したPOMの新規着色グレードを開発した。同グレードはメタリック調の良外観性とともに、POM本来の強度やクリープ特性、耐熱性、耐候性を兼ね備えているのが特徴。
 同グレードを使用することで、従来成形後に改めて塗装しメタリック色にしていた部品も、成形だけで塗装品と同等品質の外観を付与できることから、環境負荷低減にも寄与するという。
 今回、アルミ顔料の濃度によって異なる3種類のグレードをラインアップしており、自動車部品をはじめ、排水栓、自転車部品、バックル、ペン先などさまざまな分野でのメタリック調製品に対応できるようにしている。

自動車関連ニュースの最新記事もっと見る