テクノアソシエ(本社・大阪市西区)は、高強度・高耐食性を有するアルミ押出材料の販売を開始した。新合金「TAL400」は、鋼材(SS400)と同程度の強度を確保しつつ、押出成形により形状自由度が高く部品の一体化を可能としたのが特徴。また、6000系アルミ合金並みの耐食性を有しており、自動車部品の軽量化用途向けなどに採用を提案していく。同社では、素材販売とともにネットワークを活用した受託加工にも対応する。
 同社は、非鉄金属材料や化成品部材などの生産材を販売する住友電工系の商社。開発・提案型企業として工業材料から部品までを扱っており、事業領域も輸送機器や電機・電材をはじめ、住宅・建材や産業機械など幅広い分野をカバー。現在、国内35カ所、海外22カ所の営業拠点を展開するなどグローバルなサポート体制を構築している。
 新たに発売したTAL400は、住友軽金属工業および住軽テクノと共同開発したアルミ押出材料。400N/平方ミリメートル前後の引っ張り強さと耐力を有しており、引っ張り強さでSS400材と同等、耐力ではそれを上回るレベルを実現している。また優れた耐食性を備えているほか、20%弱の伸びを確保することで中空など複雑形状の成形を可能としている。
 同社では、こうした特性をベースに設計・開発を含めたサービスを提供することで、高強度を必要とする部材での鋼材からの置き換えや、成形自由度の高さを生かした部材の複合化による工程削減やコスト低減を提案していく。また、自動車部品以外の用途でも強度・耐食性が必要な用途への展開を考えている。

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