東海ゴム工業は、自動車関連製品の小型車対応を推進する。拡大する販売シェアを背景に、新たに小型車向けに最適設計した燃料チューブを開発したもの。新製品は基本構造はそのままに50%以上の細径化を実現しており、従来にない配管の取り回しを可能としている。既存の燃料タンク?エンジン燃料配管(金属配管+樹脂チューブ)を置き換えることで60%の軽量化が図れる。同社では、低燃費競争を強める小型車向けに配管の軽量化技術として提案していく。
 新開発の燃料チューブは内面にエチレンテトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)、中間材にポリアミド12、外装材にEPDMプロテクターを使用した現行品と同じ3層構造を採用。これにより現行品と同等の粗悪ガソリンに対する耐久性を確保するとともに、小型車向けに設計を最適化することで内径2・5ミリ(従来品6・0ミリ)、外径4・0ミリ(同8・0ミリ)と大幅な細径化を図った。高い柔軟性と搖動吸収性を実現しており、レイアウト設計の自由度を向上。その特徴からクランプによる固定および曲げ設定ができ、これまでの曲げ加工を廃止することも可能だ。
 近年、低燃費化とコストを両立した小型車の販売が伸びており、自動車各社も燃費性能のさらなる向上を競い合っている。部材の軽量化は低燃費化技術の有力手段の一つであり、同社では差別化商品として採用を働きかけていく方針。

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