豊田合成は、燃料キャップレス装置を国内自動車部品メーカーとして初めて開発・量産化した。ノズルの差し込みだけで給油を可能にする装置で、採用により燃料キャップの開閉操作が不要となる。新製品は独自設計や独自機構の採用により、世界最小・最軽量を実現するとともに操作感の向上を図った。燃料キャップの締め忘れを構造から防ぐ安全装置として採用拡大に取り組んでいく。
 燃料キャップレス装置は、ガソリンスタンドのセルフ給油が一般的な海外における自動車ユーザーのニーズが高い。同社は自動車の利便性・安全性向上に貢献することを狙い開発を進めてきた。
 量産を開始した製品は、燃料タンク内の圧力調整機能や静電気による引火を防ぐための導電機能などを有しながら、設計の工夫により他社製品に比べて約10%の小型・軽量化を実現。また、給油口の弁部に独自機構を採用することで、燃料漏れ防止性能を維持しつつ給油ノズルを挿入する際の操作感を既存品に比べて20%以上軽くした。
 同社は製品開発を通じて各市場の消費者ニーズに積極的に対応し、グローバルサプライヤーとしての事業基盤を強化していく。

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