横浜ゴムは、タイ拠点でトヨタ自動車のGDエンジン向けディーゼルターボ用オイル供給ホース配管の量産を開始した。テフロンホースを使用した同ホース配管は、独自技術により取り付け工数削減を実現したのが特徴。これまで長野工場で生産していたが、同エンジンがタイで生産されていることからヨコハマラバー(タイランド)に生産移管した。トヨタは2020年までに150以上の国・地域で同GDエンジン搭載車を展開する計画であり、横浜ゴムは現地生産で対応していく。
 エンジンレイアウトのコンパクト化にともない、ディーゼルターボ用のオイル配管も取り付け間隔が狭くなり、従来のパイプ配管では取り付け工数削減が難しくなっている。
 タイで量産を開始したホース配管は、同社が得意とする金具とホースのアセンブリー技術を応用し、フレキシブルなテフロンホースを使用することで取り付け自由度を大幅に向上した。
 製造工程も製品を1つずつ生産するよう改善することで高い品質要件をクリアしたほか、製品テストを簡素化できる治具を開発するなどの工夫により1個当たりの完成スピードを改善している。
 その性能が評価され、GDエンジンを搭載する新型ハイラックスの一部に採用。昨年2月から長野工場で量産を開始している。

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