住友ゴム工業は、新材料開発技術「ADVANCED 4D NANO DESIGN」を初めて採用した低燃費タイヤ「エナセーブ NEXT?」を11月1日から発売する。同技術をベースに分子設計した「新フレキシブル結合剤」を採用することで、低燃費性能とグリップ性能を高次元で両立しながら、耐摩耗性能を従来品(エナセーブNEXT)に対し51%向上することに成功した。同社では、今後も同技術をベースに低燃費性・原材料・省資源の3つの方向性で商品開発に取り組んでいく。
 「ADVANCED 4D NANO DESIGN」は、ゴムの内部構造をナノからマイクロメートルレベルまで連続的かつ鮮明に解析し、シミュレーションすることを可能とする高機能タイヤ用材料開発技術。同社では2015年10月に同技術を確立しており、今年中の商品採用を目指して取り組んできた。
 新フレキシブル結合剤は、シリカとポリマーの結合部を延長することで両素材間の可動域を広げるのが特徴。採用によりゴムが変形した際にシリカとポリマー間に局所的にかかる力を逃がし、ゴムの破壊を抑制することが可能であり、タイヤの耐摩耗性を向上する効果がある。
 新結合材を採用したエナセーブ NEXT?では、低燃費タイヤのラベリング制度で転がり抵抗性能とウエットグリップ性能がともに最高グレードである「AAA?a」を達成しつつ、耐摩耗性の大幅な向上を実現している。
 販売サイズは195/65R15 91Hの1サイズのみ。価格は2万1600円(税別)。

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