JFEスチールは、5%アルミ-亜鉛系高耐食溶融メッキ鋼板「エコガルNeo」を開発し、量産を開始した。自動車用鋼板製造で培った技術の応用により、展開中の同高耐食溶融メッキ鋼板「エコガル」の表面外観性の向上を実現した。後処理は無処理とクロメートフリー処理の2タイプを用意し、490メガパスカル級高張力鋼板(ハイテン)材までの製造を可能とする。同社は商品ラインアップの拡充により同高耐食溶融メッキ鋼板の規模拡大を推進する。
 同社は、2008年にメッキ浴中への微量元素添加とメッキ上の化成処理により、平滑性の優れた外観と耐食性および経時黒変性を改善したエコガルを開発。JFE鋼板で製造しグループで販売することで、高加工用途や高光沢用途カラー鋼板下地などとして、建材分野向けやエアコン室外機、冷蔵庫部材などの電機・一般薄板分野向けに展開してきた。
 新製品「エコガルNeo」は、高耐食溶融亜鉛メッキ鋼板の用途の多様化・拡大にともなう表面外観の平滑化・美麗化ニーズの高まりに対応。保有技術をベースに、エコガルの特徴である溶融亜鉛メッキ鋼板並みの溶接性・加工性を維持しながら表面外観の向上を実現した。量産開始により電機・建材・自動車向けに幅広く適用できる商品を整備した。同社で製造し、販売はJFEスチールおよびJFE鋼板が行う。
 JFEグループは、今後もニーズに対応した高品質の溶融亜鉛メッキ鋼板の開発と販売に取り組む。

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