豊田合成は、世界各地域における車両の衝突安全アセスメント適合に貢献し、さまざまな車種に共通して搭載できる新型サイドエアバッグをトヨタ自動車と共同で開発した。これまでのサイドエアバッグは2つのバッグに分かれた構造だったが、新製品は3バッグ構造にすることで速い衝突速度に対しても瞬時に開き、効率よく衝撃を吸収するよう設計されている。すでに新型カムリに採用されており、他車種も含めて年間約250万台に搭載される予定。
 サイドエアバッグは、シート側面(ドア側)に搭載され、側面衝突の際にドアトリムと乗員の隙間に瞬時に開くことで、胸部や腹部などへの衝撃を軽減する安全装置。新製品は3バッグ構造の採用により上側後方のバッグと下側が先に開いた後、上側前方のバッグが低い内圧で開くよう設定されており、従来品に比べて胸部を優しく保護する仕様となっている。3バッグの各内圧を車種ごとに最適化することによって、大型車から小型車までさまざまな車種に対応することが可能になる。
 豊田合成では、今後も積極的な市場ニーズに合った製品開発を通じて選ばれるグローバルプライヤーを目指す。

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