『廃プラのマテリアルリサイクル技術の開発動向と、自動車、家電製品などへの適用事例』

〔主催〕化学工業日報社

    廃プラの海外輸出が困難となり、国内循環の強化が今ほど求められている時代はないが、残念ながら付加価値の高い分野への樹脂マテリアルリサイクル材の適用が、十分に進んでいるとは言い難い状況が続いている。
    そのような業界概況と、樹脂マテリアルリサイクルに関する各要素技術と主にポリプロピレンの高付加価値分野への適用事例を紹介し、今後の展望を含めてリサイクル事業に関心を持たれている方々、実際に事業を行われている方々に有用と思われる知識を提供したい。

●得られる知識・技術
 ・樹脂マテリアルリサイクルの要素技術と着色・強化などによる高付加価値化の適用事例
●受講対象
 ・リサイクル事業に関わる方、関心を持っている方
 ・樹脂マテリアルリサイクルに携わっている方
 ・リサイクルビジネスに興味のある方、新規事業を検討している方

講演要旨

[講師]赤穗 達史 氏
RTCリサイクルテクノロジーコンサルティング
 樹脂マテリアルリサイクルコンサルタント
[プロフィール] ◇学位/資格など:一級カラーコーディネーター

◇専門:樹脂マテリアルリサイクル、高分子化学

◇略歴
1982年 京都大学工学部合成化学科 卒業 (指導教官:田伏岩夫教授)
1982年 宇部興産株式会社 入社
1982年 ポリプロピレン部製造課
1983年 ポリプロピレン部技術課(開発) 触媒開発、フィルムと自動車系のグレード開発
1986年 日産系部品会社 関東精器に派遣
1987年 北米コンパウンド会社ATCの工場立上げ(長期出張)
1990年 欧州コンパウンド会社ETCの会社、工場立上げ(赴任 テクニカルマネージャー)
1994年 タイコンパウンド会社GSCの工場立上げ(長期出張)
1995年 グランドポリマー(三井石化、三井東圧、宇部合弁)出向、仕事は継続。
1996年 グランドポリマー開発部 工業材第二GL(海外担当)
1997年 北米フォード顧客開拓PJ 三井石化と宇部のCAE部隊の協力を受ける。
1999年 グランドポリマー 堺コンパウンド課長(製造)
2001年 宇部興産に復職 ポリプロピレン部 製造第二課長 仕事は継続。三井化学へのPP事業売却に伴い、コンパウンド技術の活用を図る。上司よりリサイクル事業を紹介される。
2002年 事業再構築PJ リサイクルコンパウンドGL 調色リサイクルの基本特許を部下と出願。パナソニック、シャープ、東芝、いすゞとクローズドリサイクルを構築する。日立化成等にリサイクル材供給開始。
2007年 プライムポリマーからのバージンコンパウンドの受託生産終了。設備を買取り。RCP事業推進GL、生産第二GLを兼務しPP重合設備の撤去の責任者。三菱電機とクローズドリサイクル構築。日産、本田、トヨタ、岡村、ダイキン、タカタ、日立マクセル、TOTO等にリサイクル材供給開始。
2013年 RCP事業が地球環境大賞日本経済団体連合会会長賞 受賞
2013年 ナイロン開発部主席部員 ナイロン射出分野海外拠点確立PJの事務局開始。
2015年 ナイロン開発部ナイロン情報戦略管理Gr発足に伴い同主席部員。仕事継続。
2018年 ナイロン製品管理強化PJの事務局を兼ねる。
2018年 宇部興産を定年退職。
2018年 RTCリサイクルテクノロジーコンサルティング設立。コンサルティング業務開始。

◇活動
樹脂マテリアルリサイクルに関わる開発、製造、品質保証、技術フォローに関するコンサルティング

●講義 13:30~17:00(1時間に1回[10分程度]の休憩を挟みます)
1. 廃プラ輸出と樹脂マテリアルリサイクル業界の概況
2. 樹脂マテリアルリサイクル向け廃プラの数々
3. 分別技術
4. 添加剤
5. 着色剤
6. 強化材
7. 開発
8. 粉砕材のコンパウンディング
9. 技術フォロー
10. 適用事例
11. 技術及び事業課題
12. リサイクル新規関連法規とその影響
13. 今後の展望
質疑応答

1. 廃プラ輸出と樹脂マテリアルリサイクル業界の概況
  1.1 樹脂マテリアルリサイクル用原材料の発生源推移
  1.2 樹脂マテリアルリサイクル用原材料の国内向け海外向け推移
  1.3 樹脂マテリアル業界の概況
2. 樹脂マテリアルリサイクル向け廃プラの数々
  2.1 工程内廃材
    重合、ペレット化時のダンゴ/ グレードチェンジ時の廃材/ フィルム、シート端材/
    射出成型時のスプルー、ランナー、成形不良品
  2.2 ポストコンシューマー材
    ペットボトルとキャップ/ 容器包装リサイクル法材/ 家電リサイクル法材/
    自動車リサイクル法材/ 発泡スチロールの減容化材
3. 分別技術
  3.1 手分解
    廃家電処理での手分解/ 自動車解体での手分解
  3.2 機械分別
    廃家電の樹脂分別フロー/ 破砕 粉砕/ 風力選別/ 浮沈選別/ ジグ選別/
    摩擦選別/ 静電気選別/ 近赤外線識別技術/ X線分析選別
4. 添加剤
  4.1 酸化防止剤
    フェノール系/ リン系/ チオエーテル系
  4.2 金属不活性化剤
  4.3 光安定剤
    HALS(ヒンダードアミン系光安定剤)/ 紫外線吸収剤(UVA)
  4.4 流動性調整剤
  4.5 酸変性ポリプロピレン
5. 着色剤
  5.1 無機顔料
  5.2 有機顔料
  5.3 分散剤
  5.4 展着剤
6. 強化材
  6.1 板状フィラー
  6.2 針状フィラー
  6.3 ゴム成分
7. 開発
  7.1 物性調整と長期耐久性付与
  7.2 再調色
8. 粉砕材のコンパウンディング
  8.1 粉砕材の均一化
  8.2 添加剤、顔料の小分け
  8.3 ブレンディング
  8.4 ペレット化
    原料フィード/ 混錬押出し機の種類と特徴/ スクリーンチェンジャーの種類と特徴/
    カッティング機の種類と特徴/ アフターブレンド(製品の均一化)/      マグネット 金属除去/ 袋詰め/ 設備のフローチャートの例
  8.5 工程管理・バッチ管理
  8.6 生産管理
  8.7 設備管理・摩耗管理
  8.8 品質保証
    測定室の温度湿度管理/ サンプルの調整/ MFR測定/ 引張試験/ 衝撃試験/
    蛍光X線分析/ ガスクロマトグラフ質量分析計/ 品質保証の考え方
9. 技術フォロー
  9.1 流動性
  9.2 表面外観
  9.3 割れ クラック
  9.4 劣化
10. 適用事例
  10.1 家電
  10.2 自動車
  10.3 グリーン購入法関連
11. 技術及び事業課題
  11.1 技術課題
  11.2 事業課題
12. リサイクル新規関連法規とその影響
  12.1 中国の新規関連法規
  12.2 日本の新規関連法規
13. 今後の展望
  13.1 外部環境の変化を踏まえた今後の展望
質疑応答

開催要項

【受講料】1名につき27,500円(税込み)
【開催日時】2022年1月19日(水)13:30~17:00 【開場13:15~】
 本セミナーはライブ配信によるオンラインセミナーになります
【申込締切】2022年1月14日(金)17:00
【受講要件】 既存の「インターネットブラウザ」(インターネットエクスプローラー(IE)を除く)の利用が可能であること、もしくはビデオ会議ツール「Zoom」アプリ(無料)のインストールが可能な方

受付を終了しました。

≪オンラインセミナー開催にあたり主催者からのお知らせ≫
・弊社のオンラインセミナーは、既存の「インターネットブラウザ」(インターネットエクスプローラー(IE)を除く)ならびにビデオ会議ツール「Zoom」を利用したライブ配信です。パソコン、タブレット、スマートフォンでご視聴いただけます。
・開催日の前日までに、視聴するために必要なURLとパスワード、講演資料(PDFファイル)をメールにてお送りいたします。
【留意点】
・オンラインセミナーはインターネット経由のライブ配信であり、受講側の回線状態や使用機器の状態などにより画像や音声が乱れる場合があります。あらかじめ、受講する前に下記ホームページにて、ご使用されるデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォン)の仕様やネットワーク回線について必ずご確認をお願いします。なお、視聴に用いるデバイスならびに、その設定は受講者側でご調整ください。主催者側では、それらのサービス利用に関するサポートはできかねます。

~PC、Mac、Linuxのシステム要件~
(視聴する時のデバイスやネットワーク回線の要件が確認できます)
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023-PC-Mac-Linux

~既存のブラウザから参加する方法~
https://support.zoom.us/hc/ja/articles/214629443

・受講者側のシステムトラブル等により画像・音声に問題が生じ、受講できなかった場合、受講料の返金はいたしませんので、あらかじめご了承ください。
・主催者側で異常等が認められると判断した場合は、該当者に対するオンラインセミナー配信を予告なく切断する場合がございます。
・お申込みをしていない方が、視聴用URLを取得し、オンラインセミナーに参加しようとしても、受講許可されません。視聴用URLの転送は無効となりますのでご注意ください。
・複数のデバイスを同時に使って受講することはできません。
・万が一、主催者側のシステムの不具合等により開催を中止した場合には、対応方法を含め主催者より後日ご連絡させていただきます。
・内容と講演者は予告なく変更される場合があります。
【禁止事項】
・受講時における録画・録音・キャプチャー取得などによるデータ保管を禁止します。SNSや他ウェブサイトへの掲載も禁止します。違反行為を発見した場合、主催者は削除を要求します。
・オンラインセミナーの視聴用URLを第三者へ転送し受講させることは禁止します。
・オンラインセミナー受講時に知りえた個人情報などは、当該オンラインセミナー内のみに限り、他への口外を禁止します。
・講演資料は参加者のみのご利用に限定させていただきます。他への転送、ウェブサイト等への掲載は禁止します。

以上の違反行為を発見した場合、今後の弊社セミナー、オンラインセミナーの受講をお断りさせていただきます。
お申し込み後のキャンセル につきましては、開催日3日前までにご連絡をお願いいたします(受講料をご返金いたします)。以後のキャンセルは受け付けません(受講料は返金いたしません)。

オンラインセミナーの最新記事もっと見る