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リチウムイオン電池は私たちの身の回りにある様々な機器で用いられています。その用途は年々拡大し、電気自動車はもちろんのこと、ドローンのような新しい機器の出現にも貢献しています。この電池の可能性をさらに広げる技術として、固体電解質を適用した電池の全固体化が注目されています。本講演では、優れたエネルギー密度の実現や使用可能な温度範囲の拡大といった全固体化によって電池に付与される新しい可能性とその実用化における課題等を具体的な設計例に基づいて解説します。また、ライフサイクルアセスメントの観点に基づいて、電池に要求される環境デバイスとしての役割についても言及します。
棟方裕一(むなかたひろかず)様
東京都立大学 大学院都市環境科学研究科 環境応用化学域
助教
1999年 大阪大学工学部応用自然科学科卒業
2004年 大阪大学大学院工学研究科物質化学専攻博士課程修了(博士(工学) 取得)
2004年(独) 科学技術振興機構 博士研究員
2008 年 首都大学東京大学院都市環境科学研究科 助教
2020 年 大学の名称変更を経て現在に至る。
電気化学と材料化学を専門とし、蓄電池と燃料電池に関する研究に主に従事。
講義(13:30~14:30)
1. 電池の基礎
(1) 電池の構成
(2) エネルギー密度と出力密度
(3) リチウムイオン電池の現状と課題
(4) 電解質設計の重要性
2. 全固体リチウム二次電池
(1) 全固体化とは(メリットと可能性)
(2) 固体電解質の種類と特徴
(3) 電解液との比較
(4) 固体電解質の合成例と着眼点
3.電極/固体電解質界面の設計
(1) 焼結プロセス
(2) 非加熱プロセス
(3) 加圧プロセス
(4) 界面構築における主な課題と対策
4. 全固体リチウム二次電池の用途展開
(1) 電池の市場
(2) 広がる用途と要望
(3) ライフサイクルアセスメントからの考察
(4) 今後の展望
Q&A (14:30-15:00)
受講料 |
1名につき29,700円(税込み) |
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開催日時 | 2025年2月18日(火)13:30~15:00【開場13:15~】 |
申込締切 | 2025年2月14日(金)17:00 |
受講要件 | 既存の「インターネットブラウザ」の利用が可能であること、もしくはビデオ会議ツール「Zoom」アプリ(無料)のインストールが可能な方 |
セミナー受講に当たっての注意事項とよくあるご質問を必ずお読みいただき、ご了承の上お申込みください。
受講料 |
1名につき29,700円(税込み) |
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開催日時 |
2025年2月25日(火)10:00~3月4日(火)17:00 |
申込締切 | 2025年2月20日(木)17:00 |
セミナー受講に当たっての注意事項とよくあるご質問を必ずお読みいただき、ご了承の上お申込みください。
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