サイエンス&テクノロジー社は、様々な技術分野で注目されている「触覚・触感」に関する技術書籍を発刊した。

触覚は、視覚・聴覚に次ぐ「第3の感覚」として近年特に関心が高い。視覚・聴覚はディスプレイやスピーカー等と応用技術が既に成熟しているのに対し、触覚や味覚、嗅覚の再現や定量化については未だ技術課題が多く、現在多くの研究者がそれらの感覚に関する基礎研究や産業応用を目指して取り組んでいる。そのなかでも、触覚は今まさに多様な発展を見せつつある。

本書は様々な専門分野から「触覚・触感」研究が進む現状を1冊にまとめ、どのような研究開発が行われているかを体系的に理解することを助ける。例えば2章では「ヒトの触覚メカニズム」の解明に向けてヒトの感覚受容器や脳科学などからのアプローチが解説されている。3章には「目標とする触感を得る」ために樹脂、ゴム、塗膜、化粧品などの物理特性と触感の関係、4章には「思ったとおりの触覚情報」を提示・検知するための触覚提示デバイスや触覚センサの原理と事例を掲載した。

自社製品の「意味的価値」をつくりだす一手として、「触覚・触感」をとりいれた製品開発を行う際には、この1冊が参考となれば幸いである。

<書籍情報>
「狙いどおりの触覚・触感をつくる技術」
体裁:B5判上製本 653頁
ISBN:978-4-86428-162-1

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