サイエンス&テクノロジー社は書籍「マイクロLED 市場・技術トレンド」を2020年7月30日に発刊する。

 液晶・OLEDに続く第3のディスプレイ技術として注目されるマイクロLED。世界中の企業・機関が開発に乗り出し、本格的な製品化に向けて着実に歩を進めている。製造課題であったマストランスファー技術には大きな進展がみられており、今後はLEDチップのコスト低減、RGB各色チップの発光ばらつき制御、リペア、検査方法などについての議論が深まっていくとされている。
 応用市場の面では、高速・大容量データを扱う5G応用サービスとのコンビネーション、AR/VR、車載パネル・照明、デジタルサイネージ等々、マイクロLEDの特色を生かした用途、ビジネスモデルの構築が期待される。
 液晶をはじめとする莫大な投資で、ディスプレイ産業の覇権を握る中国がマイクロLEDにおいても中心地となりつつあり、開発・製品化で先を行く展開も予想されその動きも注目される状況にある。

 本書ではこれらマイクロLEDを取り巻く市場と企業の動向、技術の進展状況、用途展望、中国イベントでの企業発表レビュー等の情報をまとめられており、本業界のトレンド理解に役立つ一冊となっている。

■目次抜粋

Chapter 1 マイクロLED市場トレンド(アプリケーション・市場規模)
1. マイクロLEDトレンド概観
2. マイクロLEDの定義と市場規模・アプリケーション
3. ミニLEDの動向

Chapter 2 マイクロLED技術概要および動向
1. マストランスファー方式の概要
2. マスボンダー設備
3. ピックアンドプレースの前工程
4. マイクロLEDのコストに関する考察
5. ヘッドもしくはスタンプにおける課題
6. 不良品検知とマスリペアー技術
7. 検査技術
8. 駆動方法

Chapter3 プレーヤー、サプライチェーン動向
1. マイクロLEDのサプライチェーン概要
2. ミニLEDのサプライチェーン概要
3. 2020年展示会サマリー

Chapter4 The 3rd China International Micro-LED Display Summit報告
1. Mikro Mesa社の発表
2. 恐るべきスタートアップ、PlayNitride社
3. TFT技術を深めるPANDA社
4. eLux社
5. AUO社
6. Chipone Technology社
7. Innoscience社
8. TrendForce社(調査会社)
9. Refond社

Chapter5 今後の展望
1. 5Gで攻勢を強める中国
2. マイクロLEDと自動運転
3. 5Gにおけるディスプレイの重要性
4. 中国とマイクロLED
5. AR・VRグラスの使用感の課題とマイクロLED
6. マイクロLED量産タイミングの予想
7. エマージングテクノロジーの向こう側へ
※現在編集中のため、目次は一部変更となる場合がございます。

■書籍情報

「マイクロLED 市場・技術トレンド」

体裁:B5判並製本 約150頁 〈全編フルカラー〉
ISBN:978-4-86428-225-3

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