《GHS分類講座》
『初級者からのGHS分類 一日研修』

本セミナーは、「現地開催」のみの実施となります。

セミナー概要

 労働安全衛生法の政省令改正等に伴い、化学物質管理制度は「自律的な管理を 基軸とした体系」に移行しました。これにより、今後、SDS の役割は益々重要になって くるものと思われます。更に、令和 6 年 4 月 1 日より、SDS/ラベル義務物質を取り扱う事業場では、化学物質管理者を選任すると共に、化学物質管理者は SDS の記載内容を基にリスクアセスメントを実施し、その結果に基づいて、必要な措置を講じることになります。

 SDS 作成の基礎は GHS 分類です。GHS 分類を間違えると、SDS の根幹が揺らいでしまい、結果として誤ったリスクアセスメントに繋がります。一方で、混合物における GHS 分類はクラス毎に様々な考え方・手法が導入されており、JIS Z7253 に従い、いざ自ら分類を実施しようとすると、どのようにすべきか悩む場合も少なくありません。 また、各種ツールを用いて GHS 分類を実施した場合に、何故そのような分類結果に なったのか、そのロジックが不明な場合もあると思います。

 本講座では、人健康分野における全てのクラスにおいて、混合物の GHS 分類方法を、豊富な実例を用いて説明します。聴講者の理解を助けるために、 通常、2時間程度で実施する講座を、6時間かけて実施し、クラス毎にじっくりと解説します。必要に応じて、我が国の分類基準と EU や米国の分類基準の違い等につい ても説明します。最終的には、自ら、人健康分野における混合物の GHS 分類ができ るようになることを目標にしています。

講師

株式会社ハトケミジャパン

代表取締役 宮地 繁樹 氏

受講対象者

GHSに基づいた化学品の分類方法について理解を深めたい方

自社の製品についてGHS分類を実施する際に、迷うことがある方

プログラム

1 時間に 1 回[5~10 分程度]を目安に休憩を挟みます。

聴講者の理解を容易にするために、適宜、時間配分、説明の順番を変更する場合があります。

 

午前の部(10:00~12:00)

「GHS 分類と SDS/ラベル」

「急性毒性」

急性毒性とは / 急性毒性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物にお ける GHS 分類の考え方 / つなぎの原則 / 加算式とは / 加算式を用いた混合物 GHS 分類の具体例

 

「皮膚腐食性/刺激性」

皮膚腐食性/刺激性とは / 皮膚腐食性/刺激性の GHS 分類 / GHS 分類データ の入手 / 混合物における GHS 分類の考え方(加成方式) / 加成方式を用いた混合物 GHS 分類の具体例 / 混合物における GHS 分類の考え方(加成方式が使え ない場合)

 

~~お昼休憩~~

 

午後の部(13:00~17:00)

「眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性」

眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性とは / 眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物における GHS 分類の考え方(加成方式) / 加成方式を用いた混合物 GHS 分類の具体例 / 混合物における GHS 分 類の考え方(加成方式が使えない場合)

 

「生殖細胞変異原性」

変異原性とは / 生殖細胞変異原性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物における GHS 分類の考え方 / 混合物 GHS 分類の具体例

 

「発がん性」

発がん性とは / 発がん性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物にお ける GHS 分類の考え方 / 二つの濃度限界(高値と低値)について / 混合物 GHS 分類の具体例 / 二つの濃度限界(高値と低値)について)

 

「特定標的臓器毒性(単回ばく露、反復ばく露)」

特定標的臓器毒性(単回ばく露)とは / 特定標的臓器毒性(単回ばく露)の GHS 分 類 / GHS 分類データの入手 / 混合物における GHS 分類の考え方 / 混合物 GHS 分類の具体例 / 二つの濃度限界(高値と低値)について

 

「生殖毒性」

生殖毒性とは / 生殖毒性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物にお ける GHS 分類の考え方 / 混合物 GHS 分類の具体例 / 二つの濃度限界(高値と低値)について

 

「感作性」

感作性とは / 感作性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物における GHS 分類の考え方(皮膚感作性) / 混合物における GHS 分類の考え方(呼吸器感作性) / 混合物 GHS 分類の具体例 / 二つの濃度限界(高値と低値)について

 

「誤えん有害性」

誤えん有害性とは / 誤えん有害性の GHS 分類 / GHS 分類データの入手 / 混合物における GHS 分類の考え方 / 混合物 GHS 分類の具体例

開催要項

現地開催

受講料

1名につき44,000円(税込み)
開催日時 2024年12月9日(月)10:00~17:00
申込締切 開催当日
定員 20名(先着順)
お持物 申込受付メールをプリントアウトして会場受付にご提出ください。PC・スマホでの画面提示や名刺を1枚ご提出いただく形でも受付可能です。
会場 化学工業日報社 5階 大会議室
(東京都中央区日本橋浜町3-16-8)

セミナー受講に当たっての注意事項とよくあるご質問を必ずお読みいただき、ご了承の上お申込みください。

会場アクセス

東京都中央区日本橋浜町3-16-8

セミナーに関するお問合せ

化学工業日報社 営業部
〒103-8485 東京都中央区日本橋浜町3-16-8
お問い合わせはこちら

ページトップへ戻る