8月6日『廃プラのマテリアルリサイクル入門
および最近の動向』
~自動車、家電製品などへの活用のために~

本セミナーは、「ライブ配信」、「アーカイブ配信」がございます。

ライブ配信、アーカイブ配信それぞれ別料金となります。お申込みもそれぞれ必要となります。

セミナー概要

 脱炭素化の加速、資源の有限性への危機意識、そして地下資源依存からの脱却――。

 こうした世界的な潮流に加え、各国の規制強化や顧客ニーズの変化を背景に、プラスチックリサイクル材の活用への関心は高まりつつあります。しかしその一方で、「品質のばらつきや安定供給への不安」「加工適性・性能への懸念」「実際の用途展開のイメージ不足」などの理由から、導入や事業化に踏み出せない企業様が多いのも事実です。

 本セミナーでは、こうした課題を解消するため、樹脂マテリアルリサイクルの基盤技術から実践的な活用ノウハウまでを、第一線の専門家が体系的に解説します。特に需要が高まるポリプロピレン(PP)を中心に、高付加価値分野への応用事例や最新動向を分かりやすくご紹介します。

 「リサイクル材を安心して採用したい方」「樹脂リサイクル事業への参入・拡大を検討されている方」「技術動向や市場の最新情報を把握したい方」にとって、すぐに実務に活かせる知識とヒントが得られる内容となっています。環境対応と事業成長を同時に実現するための一歩として、ぜひご参加ください。

このセミナーで得られる知識・技術

ポリプロピレンを主とする樹脂マテリアルリサイクルの要素技術、耐久性・着色・強化など高付加価値化のキーポイント、および最近の動向

講師

RTCリサイクルテクノロジーコンサルティング
樹脂マテリアルリサイクルコンサルタント

赤穗達史

演者紹介

◇名前(よみ):赤穗 達史(あこう たつし)

◇所属/役職:RTCリサイクルテクノロジーコンサルティング 樹脂マテリアルリサイクルコンサルタント

◇学位/資格など:一級カラーコーディネーター

◇専門:樹脂マテリアルリサイクル、高分子化学

 

【略歴】

1982年 京都大学工学部合成化学科 卒業 (指導教官:田伏岩夫教授)

1982年 宇部興産株式会社 入社

1982年 ポリプロピレン部製造課

1983年 ポリプロピレン部技術課(開発) 触媒開発、フィルムと自動車系のグレード開発

1986年 日産系部品会社 関東精器に派遣

1987年 北米コンパウンド会社ATCの工場立上げ(長期出張)

1990年 欧州コンパウンド会社ETCの会社、工場立上げ(赴任 テクニカルマネージャー)

1994年 タイコンパウンド会社GSCの工場立上げ(長期出張)

1995年 グランドポリマー(三井石化、三井東圧、宇部合弁)出向、仕事は継続。

1996年 グランドポリマー開発部 工業材第二GL(海外担当)

1997年 北米フォード顧客開拓PJ 三井石化と宇部のCAE部隊の協力を受ける。

1999年 グランドポリマー 堺コンパウンド課長(製造)

2001年 宇部興産に復職 ポリプロピレン部 製造第二課長 仕事は継続。

    三井化学へのPP事業売却に伴い、コンパウンド技術の活用を図る。

    上司よりリサイクル事業を紹介される。

2002年 事業再構築PJ リサイクルコンパウンドGL 調色リサイクルの基本特許を部下と出願。

    パナソニック、シャープ、東芝、いすゞとクローズドリサイクルを構築する。

    日立化成等にリサイクル材供給開始。

2007年 プライムポリマーからのバージンコンパウンドの受託生産終了。設備を買取り。

    RCP事業推進GL。生産第二GLを兼務しPP重合設備の撤去の責任者。

    三菱電機とクローズドリサイクル構築。

    日産、本田、トヨタ、岡村、ダイキン、タカタ、日立マクセル、TOTO等に

リサイクル材供給開始。

2013年 RCP事業が地球環境大賞日本経済団体連合会会長賞 受賞

2013年 ナイロン開発部主席部員 ナイロン射出分野海外拠点確立PJの事務局開始。

2015年 ナイロン開発部ナイロン情報戦略管理Gr発足に伴い同主席部員。仕事継続。

2018年 ナイロン製品管理強化PJの事務局を兼ねる。

2018年 宇部興産を定年退職。

2018年 RTCリサイクルテクノロジーコンサルティング設立。コンサルティング業務開始。

 

【活動】

樹脂マテリアルリサイクルに関わる開発、製造、品質保証、技術フォローに関するコンサルティング

 

受講対象者

リサイクル材の活用に興味を持たれている方

リサイクル材の生産に携わっている方

リサイクルビジネスに興味のある方、新規事業を検討している方

プログラム

 講義(13:30~16:30)

 

1.はじめに

 1.1 よく使われているプラスチック

 1.2 ポリプロピレンの種類 概略

 

2.廃プラの行き先と樹脂マテリアルリサイクル業界の概況

 2.1 樹脂マテリアルリサイクル用原材料の発生源推移

 2.2 樹脂マテリアルリサイクル用原材料の国内向け海外向け推移

 2.3 樹脂マテリアル業界の概況

 

3.樹脂マテリアルリサイクル向け廃プラの数々

 3.1 工程内廃材

  3.1.1 重合、ペレット化時のダンゴ 3.1.2 グレードチェンジ時の廃材 3.1.3 フィルム、シート端材

  3.1.4 射出成型時のスプルー、ランナー、成形不良品

 3.2 ポストコンシューマー材

  3.2.1 ペットボトルとキャップ 3.2.2 容器包装リサイクル法材 3.2.3 家電リサイクル法材

  3.2.4 自動車リサイクル法材 3.2.5 発泡スチロールの減容化材

 

4.分別技術

 4.1 手分解

  4.1.1 廃家電処理での手分解 4.1.2 自動車解体での手分解

 4.2 機械分別

  4.2.1 廃家電の樹脂分別フロー 4.2.2 破砕 粉砕 4.2.3 風力選別 4.2.4 浮沈選別 4.2.5 ジグ選別

  4.2.6 摩擦選別 4.2.7 静電気選別 4.2.8 近赤外線識別 4.2.9 X線分析選別 4.2.10 色彩選別

 

5.PPの基本構造と劣化

 5.1 PPの基本構造

  5.1.1 アイソタクチックポリプロピレン

 5.2 PPの劣化

  5.2.1 PPのラジカル発生点と劣化

 

6.添加剤

 6.1 酸化防止剤

  6.1.1 ヒンダードフェノール系 6.1.2 リン系 6.1.3 チオエーテル系

 6.2 金属不活性化剤

 6.3 光安定剤

  6.3.1 HALS(ヒンダードアミン系光安定剤) 6.3.2 紫外線吸収剤(UVA)

 6.4 流動性改良剤

 6.5 酸変性ポリプロピレン

 

7.着色剤

 7.1 無機顔料

 7.2 有機顔料

 7.3 分散剤

 7.4 展着剤

 

8.強化材

 8.1 板状強化材

 8.2 針状強化材

 8.3 ゴム成分

 

9.材料開発

 9.1 物性調整と長期耐久性付与

 9.2 再調色

 

10.粉砕材のコンパウンディング

 10.1 粉砕材の均一化

 10.2 添加剤、顔料の小分け

 10.3 ブレンディング

 10.4 ペレット化

  10.4.1 原料フィード 10.4.2 混錬押出し機の種類と特徴 10.4.3 スクリーンチェンジャーの種類と特徴

  10.4.4 カッティング機の種類と特徴 10.4.5 アフターブレンド(製品の均一化) 10.4.6 マグネット 金属除去

  10.4.7 袋詰め 10.4.8 設備のフローチャートの例

 10.5 工程管理・バッチ管理

 10.6 生産管理

 10.7 設備管理・摩耗管理

 10.8 品質保証

  10.8.1 測定室の温度湿度管理 10.8.2 サンプルの調整 10.8.3 MFR測定 10.8.4 引張試験 10.8.5 曲げ試験

  10.8.6 衝撃試験 10.8.7 蛍光X線分析 10.8.8 ガスクロマトグラフ質量分析計 10.8.9 品質保証の考え方

  10.8.10 化学物質管理の考え方

 

11.技術フォロー

 11.1 流動性

 11.2 表面外観

 11.3 割れ クラック

 11.4 劣化

 

12. 最近の技術動向

 12.1 自動車材開発の発展

 12.2 再生材向け改質材、相溶化材

 12.2 靱性回復の研究

 

13.適用事例

 13.1 家電

 13.2 自動車

 13.3 グリーン購入法関連

 

14.技術及び事業課題

 14.1 技術課題

 14.2 事業課題

 

15.リサイクル新規関連法規とその影響

 15.1 中国の新規関連法規

 15.2 日本の新規関連法規

 15.3 EUの新規関連法規

 

16.今後の展望

 16.1 外部環境の変化を踏まえた今後の展望

 

□ 質疑応答 □

開催要項

ライブ配信

受講料

1名につき29,700円(税込み)
開催日時 2026年8月6日(木)13:30~16:30【開場13:15~】
申込締切 2026年8月3日(月)17:00
受講要件 既存の「インターネットブラウザ」の利用が可能であること、もしくはビデオ会議ツール「Zoom」アプリ(無料)のインストールが可能な方

セミナー受講に当たっての注意事項とよくあるご質問を必ずお読みいただき、ご了承の上お申込みください。

アーカイブ配信

受講料

1名につき29,700円(税込み)
開催日時

2026年8月17日(月)10:00~8月24日(月)17:00
期間中は何度でも視聴可能です

申込締切 8月7日(金) 17:00

セミナー受講に当たっての注意事項とよくあるご質問を必ずお読みいただき、ご了承の上お申込みください。

セミナーに関するお問合せ

化学工業日報社 営業部
〒103-8485 東京都中央区日本橋浜町3-16-8
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