697-8

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著者
John H.S.Lee 著/笠原次郎・前田慎市・遠藤琢磨・笠原裕子 訳
出版社
化学工業日報社
発行日
2018年3月1日 発売
サイズ
B5・292頁
ISBN
978-4-87326-697-8

本書の概要

デトネーション研究を長年リードしてきたJohn H.S.Lee(カナダ McGill大学)による”The Detonation Phenomenon”(Cambridge University Press, 2008年)を抄訳。
爆発的な燃焼現象であるデトネーション(爆轟)現象を定量的・定性的に記述し、物理的側面を丁寧に解説しており、これから系統的に「デトネーションとは何か」を学ぼうという読者には最適です。
近年活発に進められているデトネーションの推進工学分野等への応用研究、エンジンの開発、水素の利用、工場・倉庫等における爆発事故防止のためにも、本書の内容は必須の基礎知識です。

目  次

●第1章 はじめに
     デフラグレーションとデトネーション/デトネーション現象の発見/チャップマン-
     ジュゲ理論/デトネーション構造/デトネーション生成物の動力学/デトネーション
     面の安定性/境界条件の影響/デフラグレーション・デトネーション遷移(DDT:
     deflagration-to-detonation transition)/直接起爆/未解決の問題

●第2章 デトネーションとデフラグレーションの気体力学理論
     基礎方程式/ レイリー線とユゴニオ曲線/ 接点(チャップマン-ジュゲ:CJ)解/
     ユゴニオ曲線に沿ったエントロピーの変化/燃焼波後方における流れの条件/
     チャップマン-ジュゲ判定基準/ランキン-ユゴニオ関係式/デフラグレーション

●第3章 デトネーション生成物の動力学
     基礎方程式/発散する円筒面・球面CJデトネーション/発散するデトネーションの
     後方におけるピストンの運動/不均一媒体内の発散デトネーション

●第4章 デトネーションの層流構造
     理想気体に対するZND構造/病的な(pathological)デトネーション/ 非理想デトネー
     ション

●第5章 不安定デトネーション:実験的観測
     スピンデトネーション現象/スピンデトネーションのManson-Taylor-Fay-Chu音
     響理論/スピンデトネーション面の構造/多頭デトネーション/他の断面形状の管に
     おけるセル状構造/セルサイズと化学

●第6章 デフラグレーション・デトネーション遷移(DDT:deflagration-to-detonation
    transition)
     デフラグレーション波の気体力学/遷移現象の特徴/火炎加速機構/デトネーション
     の発現/デフラグレーション・デトネーション遷移に対する判定基準

●第7章 デトネーションの直接起爆
     ブラスト起爆(実験的観測)/ブラスト起爆の数値シミュレーション/臨界管直径/
     直接起爆のための他の方法/ブラスト起爆の理論/SWACER機構