サラヤ(大阪市東住吉区)は再生医療分野での展開を加速する。生体の組織や臓器から細胞だけを取り除く脱細胞化の手法について、独自開発の糖脂質成分「ソホロースリピッド(ソホロ)」が効果的であることを大阪大学と確認。脱細胞化組織の作製に役立つ研究用試薬として、2021年の販売開始を目指す。再生医療などによる病気の治療に組織や臓器の骨格だけを活用する研究が多方面で進んでいる。販路を持つ試薬メーカーとの連携も視野に入れながら、競争力を備えて事業化に挑む。続きは本紙で

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