三菱ケミカルは、半導体を成長分野に位置付け積極投資する。5G(第5世代通信)や自動車のCASE(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化)などを背景に、半導体は情報処理、記憶、センサーと市場が大きく拡大。さらにウエハーやチップなど各プロセスで技術革新が進み、採用機会が増える。シェアの高い合成石英や高純度薬品(EL薬品)の生産能力を増やすとともに、フォトレジスト用原料ポリマーや開発中のパワー半導体向け放熱材である窒化ホウ素(BN)シートといった新製品群の戦列化を急ぐ。現在、数百億円の半導体関連事業の売上収益を将来1000億円規模に引き上げ、柱の一つに育成する。続きはこちら

高純度EL薬品などを生産する三菱ケミカル台湾

記事・取材テーマに対するご意見はこちら

PDF版のご案内

先端材料・部材の最新記事もっと見る