東京化成工業(TCI)は特殊核酸原料の試薬事業を拡大する。新型コロナウイルスワクチンの合成原料としても有名になった「1-メチルシュードウリジン」などを自社生産し、大量生産まで対応した受託合成サービスを始める。メチルシュードウリジンなどを試薬レベルで海外から調達するのが難しくなっているなか、TCIは化学合成により量産レベルまで自社生産できる技術を確立した。まずは試薬の販売を5月にも始める。メチルシュードウリジンなど主要な試薬から展開し、新たな核酸原料の開発も進める。特殊核酸原料を完全な化学合成で国内生産できる唯一の試薬メーカーになるとみられる。続きは本紙で

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