積水化学工業は、スマートフォンの組み立て工程の時間・人員を大幅に削減できる接着剤を開発した。ディスプレイなどの部材の接合工程で、従来品のような液ダレがなく容易に仮固定できるため、多くの時間・人員の削減が可能となり、工程時間を従来比10分の1程度まで短縮できる。スマホ画面の大型化により部材の接合個所が狭くなり、テープではなく接着剤を用いるケースが増え、スマホ用接着剤の市場は2年で5割拡大している。同社は工程を大幅に効率化できる利点を訴求、5年後をめどに世界トップシェア30%超を目指す。続きは本紙で

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