ＤＯＷＡ、ＬｉＢリサイクル事業強化、国内２拠点で一貫体制

　ＤＯＷＡホールディングス（ＨＤ）は、車載品など大型リチウムイオン２次電池（ＬｉＢ）のリサイクル事業を強化する。国内では、今期、事業子会社のＤＯＷＡエコシステムの山陽拠点（岡山県美咲町）に後工程（破砕選別機能）を設置し、来期から稼働開始を予定する。２０１９年に商用稼働を開始した秋田拠点（秋田県大館市）と合わせ、国内２拠点での上・下一貫体制を構築する。将来はタイとインドネシアでの展開を構想するほか、リチウム（Ｌｉ）、コバルト（Ｃｏ）、ニッケル（Ｎｉ）を高品質かつ安定的に回収できる次世代技術の実用化にも取り組む。法規制化による伸長需要を見据え、各施策を先行的に実施する。続きは本紙で

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