偏光板に欠かせないTAC(トリアセチルセルロース)フィルムは液晶パネルの大型化にともない、近年は低吸水の非TACフィルムに押されている。こうした市場環境を受け、富士フイルム、コニカミノルタの両TACフィルムメーカーは、新たなポートフォリオを生み、別々の道を歩む。ただ、ここにきてTACフィルムにも環境対応という追い風が吹く。植物由来原料のTACフィルムは、リサイクル性にも優れる。非TAC戦略とTAC強化に取り組む両社の取り組みを追った。

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