ダイトーケミックスは11日、富士フイルム富山化学が開発した、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」(一般名・ファビピラビル)の中間体を製造・供給すると発表した。ダイトーケミックスは医薬中間体や化学品の合成・製造・品質管理技術を有しており、富士フイルムからの中間体製造協力要請に対して設備投資、製造人員の確保などを検討のうえ、今年6月から製造を開始することにした。アビガンは世界で蔓延する新型コロナウイルス感染症への効果が期待されている。
アステラス製薬、細胞・遺伝子治療の開発加速
5/10NEW