日本触媒の五嶋祐治朗社長は11日、ウェブ会見を開き、今後の見通しを語った。2020年度通期業績は減収、各損益段階で赤字となったが、21年度は19年度並みに回復させる。「アクリル酸(AA)、その誘導体であるアクリル酸エステルは昨年度下期以降、自動車関連用途が戻ってきている。紙おむつの吸収材料として用いられる高吸水性樹脂(SAP)は前期落ち込んでしまった欧州、そしてアジアで販売量を増やす」ほか、液晶テレビのカラーフィルター用レジスト向け製品といった電子材料なども伸ばすことで、収益基盤を立て直す。続きは本紙で
旭化成、石化構造改革前倒し 誘導品譲渡検討...
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