《GHS分類講座》
「初級者からのGHS分類」
―混合物におけるGHS分類の具体的な方法―
〔主催〕化学工業日報社
2019年5月25日のJIS Z 7252及びJIS Z 7253の改正により、GHS分類及びSDS作成方法が変更されました。このJIS改正に伴う移行期間(3年間)は2022年5月24日に終了しています。また、労働安全衛生法の政省令改正等に伴い、今後、SDS/ラベル義務物質は大幅に増加することが見込まれており、SDSの役割は益々重要になってくるものと思われます。更に、令和6年4月1日より、SDS/ラベル義務物質を取り扱う事業場では、化学物質管理者を選任すると共に、化学物質管理者はSDSの記載内容を基にリスクアセスメントを実施し、その結果に基づいて、必要な措置を講じることになります。
SDS作成の基礎はGHS分類です。GHS分類を間違えると、SDSの根幹が揺らいでしまいます。一方で、混合物におけるGHS分類はクラス毎に様々な考え方・手法が導入されており、JIS Z 7253に従い、いざ自ら分類を実施しようとすると、どのようにすべきか悩む場合も少なくありません。また、各種ツールを用いてGHS分類を実施した場合に、何故そのような分類結果になったのか、そのロジックが不明な場合もあると思います。
今回のシリーズ講座では、人健康分野における全てのクラスにおいて、混合物のGHS分類方法を、豊富な実例を用いて説明します。聴講者の理解を助けるために、通常、一回程度で実施する講座を、五回シリーズで実施し、クラス毎にじっくりと解説します。必要に応じて、我が国の分類基準とEUや米国の分類基準の違い等についても説明します。最終的には、自ら、人健康分野における混合物のGHS分類ができるようになることを目標にしています。
【講師】株式会社ハトケミジャパン 代表取締役 宮地 繁樹 氏
講演要旨
【第1回】〈急性毒性〉
2023年10月25日(水)13:30~17:00
[講義の詳細]
・GHS分類とSDS/ラベル・急性毒性とは
・急性毒性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方
・つなぎの原則
・加算式とは
・加算式を用いた混合物GHS分類の具体例
【第2回】〈皮膚腐食性/刺激性〉〈眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性〉
2023年11月9日(木)13:30~17:00
[講義の詳細]
〈皮膚腐食性/刺激性〉・GHS分類とSDS/ラベル
・皮膚腐食性/刺激性とは
・皮膚腐食性/刺激性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方(加成方式)
・加成方式を用いた混合物GHS分類の具体例
・混合物におけるGHS分類の考え方(加成方式が使えない場合)
〈眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性〉
・GHS分類とSDS/ラベル
・眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性とは
・眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方(加成方式)
・加成方式を用いた混合物GHS分類の具体例
・混合物におけるGHS分類の考え方(加成方式が使えない場合)
【第3回】〈生殖細胞変異原性〉〈発がん性〉
2023年11月22日(水)13:30~17:00
[講義の詳細]
〈生殖細胞変異原性〉・GHS分類とSDS/ラベル
・変異原性とは
・生殖細胞変異原性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方
・混合物GHS分類の具体例
〈発がん性〉
・GHS分類とSDS/ラベル
・発がん性とは
・発がん性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方
・二つの濃度限界(高値と低値)について
・混合物GHS分類の具体例
・二つの濃度限界(高値と低値)について)
【第4回】〈特定標的臓器毒性(単回ばく露)〉〈特定標的臓器毒性(反復ばく露)〉
2023年12月7日(木)13:30~17:00
[講義の詳細]
〈特定標的臓器毒性(単回ばく露)〉・GHS分類とSDS/ラベル
・特定標的臓器毒性(単回ばく露)とは
・特定標的臓器毒性(単回ばく露)のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方(区分1と区分2)
・混合物GHS分類の具体例(区分1と区分2)
・混合物におけるGHS分類の考え方(区分3)
・混合物GHS分類の具体例(区分3)
・二つの濃度限界(高値と低値)について
〈特定標的臓器毒性(反復ばく露)〉
・GHS分類とSDS/ラベル
・特定標的臓器毒性(反復ばく露)とは
・特定標的臓器毒性(反復ばく露)のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方
・混合物GHS分類の具体例
・二つの濃度限界(高値と低値)について
【第5回】〈生殖毒性〉〈感作性〉〈誤えん有害性〉
2023年12月22日(金)13:30~17:00
[講義の詳細]
〈生殖毒性〉・GHS分類とSDS/ラベル
・生殖毒性とは
・生殖毒性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方
・混合物GHS分類の具体例
・二つの濃度限界(高値と低値)について
〈感作性〉
・GHS分類とSDS/ラベル
・感作性とは
・感作性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方(皮膚感作性)
・混合物におけるGHS分類の考え方(呼吸器感作性)
・混合物GHS分類の具体例
・二つの濃度限界(高値と低値)について
〈誤えん有害性〉
・GHS分類とSDS/ラベル
・誤えん有害性とは
・誤えん有害性のGHS分類
・GHS分類データの入手
・混合物におけるGHS分類の考え方
・混合物GHS分類の具体例
《開催要項》
【受講料】
1名につき118,800円(税込み)(5回すべて受講)
1名につき 29,700円(税込み)(いずれか1回受講)
【定 員】20名(先着順)
【会 場】化学工業日報社 5F会議室(東京都中央区日本橋浜町3-16-8)
【日 時】
第1回:〈急性毒性〉
10月25日(水)13:30~17:00
第2回:〈皮膚腐食性/刺激性〉〈眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性〉
11月9日(木)13:30~17:00
第3回:〈生殖細胞変異原性〉〈発がん性〉
11月22日(水)13:30~17:00
第4回:〈特定標的臓器毒性(単回ばく露)〉〈特定標的臓器毒性(反復ばく露)〉
12月7日(木)13:30~17:00
第5回:〈生殖毒性〉〈感作性〉〈誤えん有害性〉
12月22日(金)13:30~17:00
全5回お申込みはこちら
第1回10/25(水)お申込みはこちら
第2回11/9(木)お申込みはこちら
第3回11/22(水)お申込みはこちら
第4回12/7(木)お申込みはこちら
■下記に該当する方はご受講をご遠慮願います。
・37.5 度以上の発熱、咳などの症状がある方
・上記以外で、体調の優れないお客様
■会場内でのお食事は、ご遠慮願います。
欠席の方には後日資料を郵送させていただき、出席と替えさせていただきます。
受講料につきましては請求書を後日お届けします。請求書に記載の指定口座へお振込ください。
【本セミナーのお問い合わせ先】
化学工業日報社 営業部
〒103-8485 東京都中央区日本橋浜町3-16-8
TEL:03-3663-7936 FAX:03-3663-7861
メールはこちらへ