※本セミナーは終了しております。※
～3/29ライブ配信～《プラスチックセミナー》
『マイクロプラスチック問題の現状と世界各国の動向および分析技術』
〔主催〕化学工業日報社
プラスチックは紫外線などの影響で劣化し微小化し、マクロプラスチック、メソプラスチック、マイクロプラスチックと変化します。目に見えない大きさまで極微小化したマイクロプラスチック、ナノプラスチックは生物に取り込まれることが分かってきました。本講義では、問題の現状と世界各国の動向および分析技術について、これまで取り組んできた約10年間の研究成果の一部をご紹介いたします。
※当日のセミナーの様子は録画させていただきます。
本セミナーの収録動画を配信するアーカイブ配信セミナーを4月3日～4月10日に実施するためです。
学歴
1998年3月立命館大学理工学部環境システム工学科卒業
2003年3月立命館大学大学院理工学研究科博士課程後期課程修了
博士（工学）取得
職歴
2000年4月立命館大学理工学部第一号助手
2003年4月
京都大学大学院工学研究科附属環境質制御研究センター講師（研究機関研究員）
2004年3月京都大学助手 大学院工学研究科附属環境質制御研究センター
2007年4月京都大学助教 大学院工学研究科附属環流域圏総合環境質研究センター
2008年10月京都大学准教授 大学院地球環境学堂
現在に至る
社会活動
環境省「プラスチックごみの海洋への流出実態把握等業務検討会」委員
環境省「海洋プラスチックごみによる生物・生態系影響把握等業務リスク評価検討委員会及び各分科会」委員
経済産業省「水中のマイクロプラスチック測定方法国際標準化国内審議委員会」委員
ISO/TC147/SC6/WG16エキスパート
講師：京都大学 大学院地球環境学堂 准教授 田中周平 氏
講演要旨
講義 (13:30-16:00)
1.マイクロプラスチックとは
2.世界各国の規制の歴史と最近の動向
3.生物への影響に関する既往研究
4.マイクロプラスチックの分析方法と環境動態
4.1.河川表層水
4.2.下水
4.3.土壌
4.4.道路塵埃
5.家庭用衣類からの繊維状マイクロプラスチックの排出量実験
6.路上におけるプラスチック製品からのマイクロプラスチックの生成挙動の検討
7.農地土壌コア分析によるプラスチック農業製品由来のマイクロプラスチック流出量の推定
8.ナノプラスチック曝露試験によるセイタカイソギンチャクへのプラスチック蓄積および排出過程の観察
9.琵琶湖北湖の柱状堆積物の分析および年代測定によるマイクロプラスチック汚染の歴史的変遷の推定
10.熱分解GC-MSによるポリマー混合物中の高分子吸収剤（SAP）の定性および定量方法の検討と下水試料への適用
11.その他
Q&A(16:00-16:30)
開催要項
【受講料】１名につき２９，７００円（税込み）
【開催日時】２０２４年３月２９日（金）１３：３０～１６：３０（入室１３：１５～）
本セミナーはライブ配信によるオンラインセミナーになります
【申込締切日】２０２４年３月２７日（水）１７：００
【受講要件】 既存の「インターネットブラウザ」（インターネットエクスプローラー（ＩＥ）を除く）の利用が可能であること、もしくはビデオ会議ツール「Zoom」アプリ（無料）のインストールが可能な方
申し込みは終了しました
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