アイロムグループは、国立感染症研究所(感染研)と新型コロナウイルスワクチンの共同開発を始めると発表した。子会社IDファーマが持つセンダイウイルスベクターを活用。新型コロナウイルスのゲノム情報から新規ワクチンを開発し、感染研で前臨床試験や治験などを進める。アイロムグループは、中国でも復旦大学と連携し、新型コロナウイルスワクチン実用化を目指している。

 感染研は、IDファーマとセンダイウイルスベクターを使ったヒト免疫不全ウイルス(HIV)ワクチンの開発に取り組んでいる。その経験を生かし、新型コロナウイルスワクチンの共同開発にも乗り出すこととした。

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