エチレン、プロピレンのアジア市況は下落傾向が続いている。エチレンのCFR北東アジア価格は1トン当たり1050ドル、プロピレンのFOB韓国価格は1030ドルと、ロシアによるウクライナ侵攻後のピークから230~300ドル下落している。ともに近年の新増設で設備が過剰なうえ、足元は中国のロックダウンの影響も大きく、需要が弱い状況。新増設は2023年まで続き、需給の改善が進むのは24~25年以降になりそうだ。
ポリ塩化アルミ 官需入札単価が上昇、塩酸高...
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エチレン、プロピレンのアジア市況は下落傾向が続いている。エチレンのCFR北東アジア価格は1トン当たり1050ドル、プロピレンのFOB韓国価格は1030ドルと、ロシアによるウクライナ侵攻後のピークから230~300ドル下落している。ともに近年の新増設で設備が過剰なうえ、足元は中国のロックダウンの影響も大きく、需要が弱い状況。新増設は2023年まで続き、需給の改善が進むのは24~25年以降になりそうだ。