先端医療支援事業を手がけるセネジェニックス・ジャパン(東京都中央区)は、バイオベンチャーのテラと開始した新型コロナウイルス感染症に対する間葉系幹細胞を用いた治療法の開発について、メキシコで行っている臨床研究で感染患者1人の症状回復が確認されたと発表した。第1例目の重症患者で肺炎と呼吸機能の改善が認められ、投与3日後には人工呼吸器を外すほど回復したという。引き続き治療法の確立に向けた取り組みを進め、研究成果は7月に発表する予定だ。
味の素、遺伝子薬CDMO増強 30年度まで...
9/11NEW