ピエクレックス、「電気の繊維」可能性追求、まず抗菌素材を提案

　電気の繊維で世界を変える－。村田製作所と帝人フロンティアが、圧電繊維の開発・製造事業に乗り出した。合弁でピエクレックス（滋賀県野洲市、玉倉大次社長）を設立、電気の力で抗菌性能を発揮する繊維素材の提案を本格化する。今後、糸売りからテキスタイルへと素材バリエーションを増やしながら、３年以内には縫製品としての提供も計画する。シミュレーション技術を駆使し、糸、テキスタイル、縫製品の各段階でエネルギー変換効率の向上を図りながら、抗ウイルスなど新たな用途探索も模索していく。電気と繊維のそれぞれの業界で、世界トップクラスの技術を持つ両社。業界の垣根を越え開発したオンリーワン素材で、アパレルにとどまらず、無限の可能性を追求していく。続きはこちら

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