三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)は透明性を保ったまま、課題だった高い剛性(変形しにくさ)を併せ持つポリカーボネート(PC)樹脂の量産安定化に世界で初めて成功した。これまでになかった強化材の組み合わせにより、樹脂とガラスの屈折率を合わせることなどで実現。寸法安定性に優れるといった特徴も兼ね備えており、PC樹脂ブランド「ユーピロン」から近く売り出す。強みの自動車やモバイル端末向けをはじめ、新規分野での採用にも期待を寄せる。続きは本紙で
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写真に「ユーピロンSGH1020A」による成形品(右)、従来のPC樹脂による成形品を重ねたようす