永遠の”反り問題”解決へ―。三菱エンジニアリングプラスチックス(MEP)は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂で寸法安定性の大幅な向上に成功した。独自のコンパウンド技術を駆使するなど、従来品に比べ10分の1以下の反り量を実現した。このほど製品化にこぎつけ、パナソニック オートモーティブ社への供給を決めた。この採用を皮切りに、一気に自動車業界への浸透を図る。部品筐体の大型化と樹脂による軽量化のメリットを訴求することで、PBT樹脂のスタンダード化を目指す考えだ。続きは本紙で

PBT樹脂製円盤シートによる反り比較。右の一般的なGF30%強化品に比べ、新材料の「LX-530V」は反りが発生していないことが分かる

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