住友ベークライトは高機能樹脂や半導体と並ぶ柱に位置づける医療機器部門の売上高を2025年度に現状比約1・3倍の400億円に引き上げる方針を明らかにした。昨秋に連結子会社化した川澄化学工業と技術力やコスト競争力を合わせることで成長を加速。経営資源の一体化で米国など世界展開への対応力も高める。事業規模が400億円を超えれば、ディスポーザブル(使い捨て)医療機器を扱う国内メーカーで上位5社に入るもようだ。注目を集める手術支援ロボット向けの器具開発にも着手するなど有望市場への種まきも始め、業績の拡大を狙う。続きは本紙で

血管内治療や消化器関連で事業展開を加速させる(川澄化学が製造する胆管ステント)

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